腰の痛み
腰の痛みについて
腰痛は全国で推定3000万人いるとされており、40〜60代の約4割が腰痛を感じていました。
腰痛の原因が判明しているものは椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)・その他内臓疾病などですが、全体の約20%と非常に少なく、残りの80%は明確な原因が解明されていません。治療法として、痛み止め・マッサージ・温熱療法・低周波・鍼灸施術などの様々な治療法が行われているのが現状です。
こんなお悩みありませんか?
- 腰が常に重く感じる
- 腰をそらすと痛みがある
- 痛みで前屈出来ない
- 長時間の同じ姿勢で痛みが出る
慢性腰痛
レントゲンの検査や、血液検査などを行っても原因が不明で、長期に継続して腰に痛みがある状態を慢性腰痛と呼びます。詳しいメカニズムは解明されていませんが、血行不良や、ストレスによるものが多いのではないかとされています。
症状は、じわじわと痛む程度の方もいれば、刺すような痛みを感じる方まで幅広いです。
慢性的に腰痛を持っている方は急性腰痛にもなりやすい傾向にあり、生活に影響が出てしまう可能性があるので治療を行うのがオススメです。日常生活の見直しと適切な治療を続けることで、症状を緩和することが可能です。
ぎっくり腰(急性腰痛)
ぎっくり腰は『魔女の一撃』とも言われ突然起こる腰痛の総称で、腰の捻挫と考えて頂くのが分かりやすく、無理な体制で負荷が掛かった時や不自然な動きをしたさいに、腰部に瞬間的に痛みが出るとされています。なりやすい人は繰り返しなってしまうので、なりにくい体質に改善していく事や予防が必要です。
原因は運動不足や冷えや筋肉の緊張が影響しているので、柔軟性をつける事が必要です。
椎間板ヘルニア
ヘルニアとは、本来あるべき場所から飛び出すという意味で、椎間板ヘルニアの場合は椎間板の中にある髄核が飛び出している状態を指します。症状は椎間板の中の髄核が飛び出して神経を圧迫することによって、腰の痛みや下肢のしびれがでます。原因は遺伝的なものもありますが、強い衝撃や悪姿勢、動作の癖も合わさって発症すると言われています。
歩いたり、起き上がったりが難しい、安静時にも強い痛み、強いしびれが持続するようであれば、外科的な手術が必要になりますが、基本的には保存療法が取られる事が多いです。整骨院では脊椎や骨盤、筋の調整を行い、腰の椎間板に掛かる圧力の緩和を目指します。