手足の痛み
手や足の痛みについて
「手が痛い」「足が痛い」と言ってもその症状は様々です。手や足の、どの部分が、どのように、どんな時に、痛いのかによって、手や足そのものでの痛みの時や、内臓疾病や首・肩・腰などが原因となっている場合もあります。
こんなお悩みありませんか?
- 特定の動きで手や足が痛む
- 朝起きた時に関節のこわばりを感じる
- 指を動かした際に不自然な動きをする
- 手や足に痺れがある
腱鞘炎
身体を動かす時に働いているのは筋肉ですが、その力を体の細部に伝えているのが腱という部分になります。腱は線状の物ですが、それを支えるために腱鞘と言われる筒状の物を通っています。この腱と腱鞘の間で炎症が起きてしまっている状態です。
腱鞘炎は腱があれば、どの部分でもなる可能性はありますが、主に手や足などの小さな関節付近で起こりやすい傾向にあります。原因は、負荷が継続して掛かった場合におきます。例えば、包丁で頻繁に硬いものを切る、つまみ作業の繰り返し等が挙げられます。
また、産後や更年期のタイミングでなる方も多いので女性ホルモンの影響も受けているとされています。
外反母趾
足は正常であれば、親指は体の正面にほぼまっすぐ向いていますが、外反母趾は足の親指が小指の方に向けて曲がってしまっている状態です。
外反母趾は女性の方に非常に多く、身近な病気と言われています。原因は体質的なものも大きいですが、靴やストッキングによる締め付けや、日常での歩き方、運動不足によるものが挙げられます。症状が悪化すると、変形が酷くなり歩行が困難になったり、全身のバランスが崩れて足以外の部分にも悪影響が出てしまうので注意が必要です。
関節リウマチ
関節リウマチとは体内の免疫機能が異常をおこし、関節内に組織を攻撃してしまう事によって、関節のこわばりや痛みを感じる病気です。その他の症状として、風邪のような症状が現れたり、悪化した場合は膝関節などにも広がり歩行が困難になるので、早期発見・早期の治療が非常に重要です。